俺は麻衣の家に向かう

「なんで俺が…」

道には花が咲いていた

「これ…さっきの」

そう思うとその花を抜いて俺は走り出した

ピーンポーン

「はい…」

ガチャ

「ん!」

「たっくん…?」

「さっき拾ったから!」

「この花!たっくんありがとう」

そう言って笑ってくれる麻衣が可愛くて

「じゃあーな」

「あったっくんまた明日ね」

「ん。」

「バイバイ」

そう麻衣が言っているのに俺は走りだした

俺が悪いのに…

そして心の中で何回も謝った