恋が生まれる瞬間

まるで、風にのっているかのように静かな走り…


ダントツ1位でゴールした鳴瀬君は、今走り終えたばかりとは思えないほど息も上がっていない。




「コラー鳴瀬、流してんじゃない!」

見ていた先生が、怒鳴ってる。




「すんませーん」と言ってヒラヒラと手を振る鳴瀬君。




「戸田さん」

永山さんがスタートラインで『おいで』と手招きしている。



「うん」



急いでスタートラインに向かう。





…どうしよう、すごい緊張してきた