恋が生まれる瞬間

永山さんが開けてくれたドアをくぐると、運動部の部室とは思えないほど奇麗に、かわいい部屋だった。



「今年は意外と、きれい好きが多いんだ。しかも、少女趣味な子が多くてね」


エヘヘと笑いながら、ロッカーからハンガーを出して「これ使って」と渡してくれる。



あ、こんなにデコされてるハンガー初めて見た。





「ありがとう、コレ凄いね」

「そお?それ、私が作ったの」

「えー凄い。永山さん器用なんだねぇ」

「そお?この位すぐできるよ」

「……」



そうなんだ…私には1週間かかってもこんなに奇麗にできそうにないけど…