恋が生まれる瞬間

ソワソワと落ち着かない私に気付いたのか回されていた腕が解けた。


後ろを振り返り顔を見上げると、すごく照れた鳴瀬君が立っている。


その顔を隠すように頭を両手で挟まれてクルリと前を向かされた。





「戸田、この部屋で必要以上に男子生徒と近づかないで」

「うん」




「それから、小柳先生だけど…悪い人じゃないから安心して。だけど、ちょっとルーズなトコあるから気をつけて」