恋が生まれる瞬間

「あのさ、ここ共学なの。頭の中いろんな妄想がギッシリつまった奴がいっぱいいるの」

「うん」

「分かっててその足出してんの?」


「………いや、これはそういう意味じゃなくて…ちょっとお店の人が間違えたみたいで…明日にはちゃんとしたヤツが届くんだけど…」


必死で言い訳をしている私を、不審そうに何人もの生徒が横目で見ながら通り越して行く。



「ふーん。じゃあ、今日はずっと前閉じておいてね」

「えっ?何を?」


「だから、白衣。前全部閉じて着て」

「あ、あーそういうこと」