こんな嬉しい時に涙なんて流したら、きっと鳴瀬君にまた勘違いされていまう。
勘違いされた時、嬉しさがこれ以上入ってこないから、涙を出して空きを作っているんだなんて、上手く説明できそうにないから、ポロリと涙が流れ落ちるのだけは避けたくて、無駄だとは分かっていながらも、上を向いた。
そんな私の顔を見て、鳴瀬君は一瞬目を見開いて驚いた顔をした。
そして視線は、すぐに逸らされた。
「あ、あの、鳴瀬君。私別に嫌で涙が出てるわけじゃ――」
「あ゛―もう。お前って時々悪魔に見える時がある」
「えっ!?どういう意味?」
勘違いされた時、嬉しさがこれ以上入ってこないから、涙を出して空きを作っているんだなんて、上手く説明できそうにないから、ポロリと涙が流れ落ちるのだけは避けたくて、無駄だとは分かっていながらも、上を向いた。
そんな私の顔を見て、鳴瀬君は一瞬目を見開いて驚いた顔をした。
そして視線は、すぐに逸らされた。
「あ、あの、鳴瀬君。私別に嫌で涙が出てるわけじゃ――」
「あ゛―もう。お前って時々悪魔に見える時がある」
「えっ!?どういう意味?」

