恋が生まれる瞬間

「私も里香に負けないように頑張らないと!」

ポンと肩を叩く真由ちゃん

「真由ちゃんだって、バイト先にいるんでしょ?」


「あはは、まぁね。でもさ、今は毎日会えてても、寮に入っちゃったらなかなか会えないんだよね。心配だよ」


「………そうだね」




二人同時にハァ―っと大きな溜息を吐いた。





「鳴瀬は、なんて言ってるの?」

「うん……話してない。ってか、さっきちょっと話した直後に、みんながド―っと押し寄せてきたって感じ」




「えっ?言ってなかったの?」

「うん。元々こんな展開考えてなかったから…」