恋が生まれる瞬間

「えっ?」


「だから、里香に一目ぼれしたのアイツ。実はさ、何回か中学校の大会も見に行ってるはずだよ。学区違うのに」


「………」





「えー!じゃあ、私の入る隙なんて1ミリも無かったってコト?ちょっと南、それ酷くない?」


「ハハハ、そうかもね。ごめんごめん」


キャーキャーと走り逃げる南ちゃんを追いかける杏子ちゃん。


でも、本当は全然怒っていなくって、二人は大笑いしながら駆けまわってる。