恋が生まれる瞬間

鳴瀬君は、すごーく狭き門の「推薦」を学校からもらっていた。

と言っても、国立大学の推薦は、一般受験より少し人数が少ないっていう程度のもので、倍率がものすごい。



ほぼ毎日私の勉強に付き合ってもらって、自分の勉強に支障が出るんじゃないかって心配になって、何度か一人で頑張るって言ったんだけど、その度に「お前に心配されるほど馬鹿じゃない」って断られた。



推薦受けたことだって、昨日初めて聞いたし。



あまり自分のコトを話さないのは、やっぱり私がただのクラスメイトだからだって、最近落ち込むことも多い。