恋が生まれる瞬間

今にも泣きだしたい気分で、南ちゃんの手をギュッと握った。



そんな私の顔を見るなり南ちゃんは「大丈夫。里香は悪くない」って強く握り返してくれた。





フラフラとする私をしっかりと横で支えてくれる南ちゃんには、私の気持ちが丸わかりのよう。





「まったく、鳴瀬もはっきりしないから!」と私や杏子ちゃんではなく鳴瀬君に怒り始めた。








南ちゃん…鳴瀬君は…悪くないと思う。