恋が生まれる瞬間

結局、富田君と焼きそばや、パンを買って中庭で食べることにした。




「やっぱり、外はまだ暑いね」

「そうだね」



9月と言ってもまだまだ暑くて、私達は中庭の一番大きな木の下のベンチに座って食べることにした。




「はい、どーぞ」


富田君は、私に着ていたハッピを手渡す。




「えっ?」

「座ると、観客増えるから」

そう言って、私のスカートを指差した。