恋が生まれる瞬間

富田君の言ったコト、よくよく考えてみれば、文化祭を男の子と二人で回るって…まさに…だよね?




カァー




この状況を意識してしまったら、ますます普通になんていられない。




「そんな、構えないで。別に彼女になれって言ってるわけじゃないし。

戸田って、そういう奥手っぽいとこ丸出しなの気をつけないとね。大好物なヤツ多いから」




「えっ?」

顔をあげれば、ちょっと意地悪そうな顔をする富田君。