恋が生まれる瞬間

「きゃっ!」




誰かにぶつかって、その場に倒れてしまった。そして、突然口を塞がれた。




「しーっ」




怖くてギュッと目を瞑る。



「戸田、俺だって、富田。もう大丈夫ここでジッとしてて、ぜったい出てくんなよ」


「えっ?」





聞きなれたその声に、パッと目を明けてみると、既に廊下へ出て行こうとしている富田君がいた。


言われた通り、ジッと隠れていると、すぐにさっきの男の達がやって来た。