「ちょっと…大丈夫?」


慌てて先生が覗きに来た時には、見事に尻もちをついた間抜けな私の姿を披露してしまった





「ははっは…大丈夫です。戻ります」





余計赤くなってしまった顔は、もう諦めよう。
「ちょっと…」と引きとめる先生の声を無視して、部屋を出た。