恋が生まれる瞬間

「この学校来たの私のわがままって言うか…

地元の子はみんな近くの学校に行くんだけど、ちょっとハズれて見たくなったって言うか…

ね、こんな話、つまんないでしょ?」




チューっとミルクティーを一気に飲み干して、立ち上がろうとした時、





「で、見つかったの?『特別』」

「え?」

「いつか、言ってたじゃん。「ココ来ても『特別』なんて無かった」って」




窓の方を向いていた体を、クルッと私の方へ向いて真っ直ぐに私を見つめる鳴瀬君



その目が、私が鳴瀬君から視線を外すことを許しくれない。