恋が生まれる瞬間

「こんなとこで休めるわけないだろ?保健室。あそこ冷房付いてるから…」


「いや…あ、あの、大丈夫だ…」



私の返事なんてまったく無視で、スタスタと歩き始める。


未だギュッと掴まれた右腕を離す気も無いらしい。







鳴瀬君の歩くスピードは、ものすごく早い。









あっという間に保健室のドアの前。