恋が生まれる瞬間



……顔、近い







これ以上、鳴瀬君に顔を見られると、私の顔から湯気が出てしまうんじゃないかと思う。




「だ、だ、大丈夫。ちょっと逆上せたっていうか…、うん。もう少し休めば…」







言い終わらないうちに、鳴瀬君は立ちあがって、私の腕を取った。




「えっ!ち、ちょっと……鳴瀬君!?」