恋が生まれる瞬間

3年生になって、何度か鳴瀬君に助けられたのは確か。

でも、ただそれだけで、特別仲の良い関係ではないし、よく話す方でもない。


第一、私鳴瀬君のコトほとんど知らない。






だけど――



頭に浮かんだのは、鳴瀬君の笑顔。


思い出した途端に、胸がドキンと跳ねた。






「…どうしちゃったんだろ?」