恋が生まれる瞬間

「あっ…」



ピョンと脚立から飛び降りて「お前、具合悪いの?」と私の顔を覗きこんで、額に手をあてる。





プシュー





今、自覚したばっかりの私の気持ちに気付いているはずもない鳴瀬君の行動は、私を茹でダコにするには充分で…



「お前、熱あんの?顔、真っ赤」


心配そうに覗く鳴瀬君