恋が生まれる瞬間

突然のことに、私と南ちゃんが同時に声を上げ、顔を合わせた。


杏子ちゃんは、そんな私達を全く無視するかのように、「じゃあ、筆よろしくね」と顔だけ振り返りウィンクまでして見せる。




「はっ?何?お前」ってやっぱり動揺中の鳴瀬君を「いいのいいの」とグイグイ引っ張って行ってしまった。






バタン





「……」

「……すごい…」