恋が生まれる瞬間




――ああ、そうか。




誰もいない、薄暗い美術室の派しっこで、壁際に私、それを隠すような形で立つ杏子ちゃんと南ちゃん



しかも、私の顔ってたぶん笑われていたから赤い。




これって、いきなり見たら……






「っ!違うよ鳴瀬!」