恋が生まれる瞬間

「何やってんの?」



今度はずっと近くで、杏子ちゃんを見ながらかなり強い口調。
その迫力に、思わずゴクリと唾を飲んでしまう。




鳴瀬君が怒っている理由か私達3人は全く分からず黙っていると




「それ、戸田になんか用なの?」


鳴瀬君が指差したのは、私の肩に置いていた杏子ちゃんの手