恋が生まれる瞬間



「あっ…」

杏子ちゃんも私の顔を見るなり、ちょっと気まずい顔をした。





「里香、どうしたの?」


そんな私達を察してか、南ちゃんが近づいてきた



「うん、はさみとカッター借りにきたんだけど、どこにあるか分らなくて…ハハハ」



「なぁんだ、そっか。ハサミはね、準備室にあるんだけど、鍵が先生管理だから、借りてこないとダメなんだよ」





「あ、そうなんだ…知らなかったハハハ」