恋が生まれる瞬間

私が、怖くて背中の視線に振向けないでいると

「戸田は、テーブル周り担当ね」ってどんどん話が進んでしまっている。



「うっ…うん……」



今さら元に戻りたいとか言えない。
一生懸命何か方法はないかと考えてみるけど






「戸田、ボーッとしすぎ」


「えっ?あ、鳴瀬君」



一人考え事をしてたせいで、役割が決まって、みんなが、自分の仕事にかかり始めていることに気付かなかった。