そう言って、黒板へ向き直った紺野先生が、少し残念そうに見えるのは…




…うん、気のせいだ。




今日2度も鳴瀬君に助けてもらった。
あとで、ちゃんとお礼を言おう。



その後の授業も、やっぱり頭の中には入らなかった。