恋が生まれる瞬間

「うーん、なんとなく?体育祭の時とかさ、けっこう嬉しそうに話したりしてるとこ見たから。

ま、でも気のせいだったみたい。ごめんね」



あ――

そうか。




杏子ちゃんの告白で、やっと私の中にあったモヤモヤがスッキリと晴れた。



体育祭の時の杏子ちゃんから発せられていたあの感じ。

私が鳴瀬君のこと好きだって勘違いして…






「そっか…杏子ちゃんが鳴瀬君のこと…好きだったんだ」