恋が生まれる瞬間

「鳴瀬君とは、クラスメート以外になにもないよ?」

「そうだよ、里香と鳴瀬の接点ってないじゃん」




なんだかピリピリしている空気を割って真由ちゃんも割って入ってきてくれた。


私達の顔に、ハッと気付いたのか杏子ちゃんはニッと笑った。




「ごめん。ビックリさせちゃったね」


「……そうだよ。急にビックリするよ。ね?里香」

「う、うん。」





それから、また視線を鳴瀬君のいるトラックに移した。