恋が生まれる瞬間


ギュルギュルギュル



あ……



「ぷっ、早く食おうぜ」

「はい…」




もう2年も駅を使っているけど、ここに来たのは初めて。

まあ、女子高生が立ち食いそばやさんに入ることってないよね



暖簾をくぐると、鳴瀬君はなれた感じで食券を買っている。


「戸田は?」

「あ、私…うーん。わかめ」

ピッとボタンを押して出てきた食券を持ってカウンターに出す。