恋が生まれる瞬間

「それで、ウチの学校?」

「うん。だからって、何か特別なことなんてなんにも無かったけど。」




信号待ちのために、自転車が止まった。


「これからあんじゃねぇーの?」




鳴瀬君、こんな話し面白くないんのじゃないのかな




聞いてる後ろからだから顔よく見れないけど。

私はちょっと体を倒して、鳴瀬君の顔を覗きこんで観た。




――ダメだ。ちょっとしか見えない。