恋が生まれる瞬間

「里香、一緒に行こう。荷物持ってあげる」



南ちゃんが勢いよくこっちへ近づいてくる。




「ごめん、南ちゃん!私打ち上げに行けないの」



腰を90度に曲げてペコリと謝った。


「え?どうして?都合悪い?」



顔だけ上げて困惑してる南ちゃんの顔を見上げる。


「ごめんね、私、打ち上げ行っちゃうと家に帰れなくなっちゃうから」



思い切り結論だけを先に言ってしまったため、南ちゃんの顔はますます困惑した表情になる。