恋が生まれる瞬間

杏子ちゃんは――
応援団の子と、午後の応援の準備があるとかで別室で食べてる…



……アタタタ

キューっと胃が絞られたように痛む。




お昼、全然食べなかったからかな?
胃の位置に手をあてて、前かがみになっていると、





「そんなに緊張しなくても、平気じゃない?後に俺いるんだし」


「……鳴瀬君、自信あり過ぎ…」

「冗談。でも、絶対大丈夫。次も一番」

「そうかな?」

「そっ、普通に楽しめばいいんじゃん?体育祭なんだし」

「……そうだよね」