「天苑ちゃんはしばらくうちで預かって良いのよね?」 「多分…」 きっと大丈夫だよな…? か、俺が先輩達にしばかれるだけだ。 「…傷はあまり多くないわね。手当ては珀炉がやってよね。」 「分かってる。」 天苑のことだから、手当てしたらすぐ直って 明後日から学校に行くんだろうな… 「さぁついた。天苑ちゃん降ろしてあげなさいよ。」 「分かってる。」 そう指図すんな。と言いたかったけどやめた。 言った瞬間半殺しか血祭りになるな、俺。 「母さん、天苑どこに寝かせる?」