「行きますよ、鈴城委員長。」


チャンスは一回…
大丈夫、できますよね。


「チッ、注射器を狙ってきたか。

ならこれは必要ないね」


「どうゆう……!!」


やはり囮ですか、なら仕方ない。
鈴城委員長ごとぶっ飛ばすだけ!


バコッ!!!



「ぐはっ!……まさか、俺まで蹴られるとは…

けど、会長サンも…」


「うっ………」


当たる瞬間に何か別の薬品を打たれましたね…
流石に避けれなかったので、そのまま受けてしまいましたが…



「それは予備の麻痺を起こす薬。
俺が作ったものだから、効き目は1日。」



やられましたね。


ですが、ここで負けても皆に会わせる顔がないので…

無理矢理にでも動かしますか。