「これ、俺に勝ち目ないね。どうしようか…


…うん、こうしよう。」



そう言って鈴城委員長が取り出したのは…


「注射器…ですか。」


「そっ。中には俺の作った動けなくなる薬品が入ってま〜す

さっ会長サンどうする?」


「さて、どうしましょうか…」


無闇に動くなかれ、と言うことで
接近戦は無理ですね…

ですが、距離を置いた戦いは私には向いてない。


武器もないですし…



あの注射器だけ払い落とすことができれば、

いや、しかしあれ一本とは限らないですよね…


全く。いやな相手だ。


「悩んでるね、会長サン。」


「全くですよ。」


ですが、やはり接近戦で行きましょう。