絶対的な権力をもつ生徒会長



「分かってますよ。」

「お前まで何言ってんの!?」


珀炉がいたって役にたちませんし、彼女たちにとっては珀炉はちょっと厄介みたいなので。
邪魔者はいりません。

それに…

「珀炉1人いないくらいなんの問題もありません。」

「なっ!?」

「じゃあいいじゃん。この件は天苑に任せようぜ。
珀炉君は俺と一緒に高見の見物ってことでさ」

「そうしててください。」


表現の仕方には多少イラッと来ますが、その辺はまぁ多目にみます。
珀炉がこないならそれで。


「仁科先輩方は戻られたら如何ですか?
用件はそれだけですよね?」

「え、えぇ。絶対きてよね!」


彼女たちはそう言い残して、生徒会室を出ていった。
とりあえず、これで北居先輩の件は終わるでしょう