「真尋先輩の様子は?」
「今は寝てます。しばらく安静にしてれば大丈夫だと思います。」
「そっか…
次、星夜先輩の試合だな。」
これはこれで多少不利ですよね…
なにしろ相手が女なんですから。
多分星夜は気にしないでしょうが、少なくとも影響はでるでしょうね。
「続きまして、第二回会計戦を行いたいと思います。
生徒会会計、紫最神星夜。
風紀委員会会計、行志谷架奈(ギョウシタニ.カナ)。
ルールは前回と変わりませんが、行志谷架奈さんは女子であるため、武器の使用を許可します。
ですが、相手を殺さないように。」
「はーい。サンキュー。私に武器の使用を許可してくれて。」
これが厄介なんですよね。
武器の携帯。素手と武器では圧倒的に違いすぎる。
星夜は負けないと思いますが、
いくら2年の女子だからと言って甘く見ない方が身のためですよ。
相手はあくまで執行部のNo.4なんですから。