「でもー本当紀匠君って悪知恵が働くよね〜
昔から。」
「あぁ。」
「まぁそれも紀匠の思わくの1つだろうな…」

「大丈夫だろ、狐衣なら。
俺は信じてる!ってか俺の方が不安だっての!!」

まぁ皆さんにいろいろと励まされてますから、珀炉はもう大丈夫でしょう。
ですが…
「なに不安になっているんですか、真尋?
私はあくまで全勝するつもりなんですが。」
1人でなに負ける気満々なんでしょうね。私はそんなこと言った覚えはないんですが…
「会長…怖いっス…。」
「さっ、分析を続けましょう。」
「俺の話しは無視か…」

まずは相手をよく知り、癖などを見つけ、それの対策をねる。
それでとりあえずは大丈夫でしょう…。
問題なのは、真尋の相手と、紅葉の相手。

もう明後日に迫っています。
「明後日俺らなら勝てるよ。楽に行こーや。」
「漣斗の言う通りですね。
勝つことが目的ですが楽しみましょう。」

「まっ天苑ちゃんに言われちゃ勝つしかないっしょ!」
「そうだな。」
「そうっすね!!」
「負けるなんて考えらんねぇ…!」

みんな強気で頼もしいですね。

明後日勝つのは我々生徒会です。