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キーンコーンカーンコーン
「はぁ〜やっと終わったー!!」
「ではいきましょうか。」
生徒会室に。
正直、私は作戦会議なんていらないと思うんですけどね、
だって戦うのは個人戦であり、団体戦ではなく、その上対戦相手はもう決まっている。となると、もう相手の分析しか出来ないと思いますから…。
まぁ仮にも先輩達が楽しんでるので構わないですが。
「遅れて申し訳ありません。」
「ちわーっす。」
「あぁ!天苑ちゃん達やっときたー!!今さ、対戦相手の分析してたんだ!」
「あと、狐衣の対戦相手も決まったみたいだ。」
「えっ!?マジっスか!?」
本当にアイツなら、今回の試合珀炉には少しきつくなるかもしれないですね…
確実に四勝できればいいとは思っていましたが、それより私は珀炉を勝たせたいです…。
「星夜、珀炉の対戦相手は…?」
「こいつだよ。」
そう言われ、私と珀炉は漣斗の差し出したパソコンの画面をみた。