「執行部の執行係1人に対して、生徒会側も1人選ぶこと。」

「えっそれって、僕らの中から1人選ぶんじゃないの??」

「どうやら違うみたいですね。」

私も最初はそう思ってましたが…

「それを見る限り、執行係と言う役職が執行部にはあるようです。
しかし、それをいれてしまうと、執行部の参加人数は6人になります。しかし、生徒会は5人に変わりません。ですから、別枠で1人足せと言うことですね。」

「そっ。俺的には、もう珀炉君だせって言ってるみたいにしか思えないけど。」


なるほど、そうゆうことですか…

「なら出さないわけにはいきませんね。」

まぁこのメンバーならなおさら負ける気はないですけど、問題は、真尋ですかね。
彼ほど無害の人に手を出すことを嫌う人はいませんから。

「まっひーは許してくれるかな?」

「私が頼みますよ。」

「その心配はいらないっスよ!
俺、確かにそうゆうの苦手っスけど、生徒会の方が大事っスから!!」

これは頼もしい。

「まぁ負ける気はしない。だよな天苑」

「えぇ。もちろんです。」

勝つのは生徒会。それに変わりはありません。