「天苑ちゃん、僕ね、この件に関してはどうでもいいんだ。けどどうして黙ってたの?それに星夜は知ってたみたいだし。」
「申し訳ありません。
最初は皆さんを巻き込むようなことではなかったので…」
「紅薔薇先輩、文句は勝ってからにしません?」
「狐衣君には関係なくない?」
私もそう思いますよ。
これは生徒会であって、珀炉は生徒会のメンバーではありませんから。
「案外そうでもないぞ?」
「漣斗!?」
「大丈夫なのか?」
「レンレンどうゆうこと!?」
「まぁそういっぺんに聞くなって。
ってか1日寝ればどうにかなるって。しかもあんなかすり傷程度。
あぁあと、紅葉の質問の答えな。
もっかい対戦方式の③読んでみ?」
その途端、紅葉と珀炉が食いつくように新聞の記事をみた。
この光景は凄い…