一難去ってまた一難…
とはまさにこのことですね…。

「会長!!なんで狐衣君と登校してるの!?」
「蓮己さんなんで!?」
「天苑ちゃんだけずるい!!」
「狐衣君、私とも一緒に登校しよ!?」


……これは久々ですね。
だから今まで避けてきたんですけど…ここまで行くともう、
どうやって切り抜けましょうか…?

「天苑ちゃーん!!行くよ♪」
「狐衣も来い。」


どこからか現れた紅葉と星夜に私と珀炉は連れていかれた。
けど、回りの女子達は呆気にとられ立ち尽くすだけである意味助かりましたね。

「朝からこんなことになっちゃって可哀想なんだけど〜天苑ちゃん、これはどうゆうこと?」

連れてこられた生徒会室でニコッとしながら紅葉は私の前に大きく校内新聞とかかれた新聞を差し出してきた。

「なんですか?」

「ここの部分!」

「あ、俺も見る!!」


紅葉に指差された部分を珀炉と見る…そこには…