絶対的な権力をもつ生徒会長



「?あの、2人とも一体何をしてるんですか?」

帰りは時間短縮のために走ってきた。
おかげで早くついたんですが、帰ってみると、
星夜と紅葉が二人揃ってデスクワークしてるんですよ。

まぁ星夜はいつものことですし、きっと今週の部費計算をしているんでしょう…が、紅葉がデスクワークなんて…

初めて見たに近いですね…いついらいでしたか…
確か私が就任した時らへん以来ですから、約半年ぐらいですか…


「あっ天苑ちゃんお帰り〜」
「蓮己か、お疲れ様。」

「で、何をしているんですか?特に紅葉。」

「え?僕??僕はただ、星夜の手伝いやってるだけだよ♪」

……星夜の手伝い?
いつもはそんなことしていないのに…

「蓮己は知らないようだが、こいつのこの仕事はいつものことだ。」

「どういうことですか?」

「だから…「星夜!…あ、ごめん。星夜、それは言っちゃダメだよ☆」

「何故ですか?」

そんな隠すことでもないと思うんですが、何かしらあるようですね…
無理強いするのは好きじゃないので紅葉が言いたくないならいいんですが。

「ちょっとね〜そのうち教えるよ。」

「楽しみにしてます。」