絶対的な権力をもつ生徒会長



それとなく怖がってますね。
まぁ、当たり前と言うか…可哀想なことを。

黙っていると顔が整っててカッコいいのではなく、
顔が整っててクールの方がしっくりきますからね、星夜は。
そのかわり睨まれるとひとたまりもありませんよ…
あ、ですが優しいんですよ?優しいんです。
ごく一部の人だけに…。


「あれじゃあ追い出したと言われても否定できませんよ。」

「あんな言い方しかできないからな。」

「そうやって諦める…」

ポンポン

星夜が私の頭を撫でながら目を細めて言った。

「俺のことなんか気にすんなよ。
ってか俺別にこれでいいーし。
あぁゆうのは本当に仲いいやつだけが知ってればいいだろ?」

「……そうゆうものですか?」

「あぁ、そうゆうものだ」

星夜がこんなしゃべり方をするのも意外です。と言うよりは初めて聞きました…

ですが…やっぱりいいですね。

星夜も、多分漣斗もお兄ちゃんって感じで。