「おい、蓮己!これはどう言うことだ!?」
新原先生ですか…
呼ぶ前に来てくれるのは良いですが、面倒なのはちょっと嫌いですね。
「見ての通りですよ。」
「校内に暴力団が入ってきたから、それ退治しただけっすよ。」
確か、真尋の担任が新原先生でしたね。
その手のことは、真尋に任せましょう。
「だいたいなぁ、前々から言ってるだろ。校内暴力は禁止だ。」
「じゃあ入ってきたの見過ごせってか!?あり得ねぇだろ!!
学園執行部はこのての関係じゃねぇ、だから生徒会が生徒守っただけだろ!」
なんと言うか…やっぱり真尋は先輩ですね。
そうゆうところは頼もしいです。
ですが、このままほっとくと喧嘩になりそうなので、止めますがね。
「久白川…なんだその口の聞き方は!?」
「新原先生、少し黙っていただけますか?
真尋の言ったことは全て正論だったと思いますが…
なにか不審な点でも?」
「…っ…」
まぁこれで何も言ってこないでしょう。
それに、きっと先生達が片付けてくれますよね。


