「天苑ちゃんは確かに強いけどさぁ〜
ちゃんと女の子なんだから考えなきゃ駄目!」
紅葉はその辺のことばかり気にしてますが、別に良くないですか?と思いませんか?
「俺は会長の強さが今回改めて分かったかんなー
まっ、確かに女の子ってことはわきまえてた方がいんじゃね?」
「真尋はただ紅葉にのせられているだけでしょう。」
全く、先輩に見えない先輩ですよね…真尋は。
まるで後輩のような扱いになってしまいますよ。
「別にいいんじゃないか?
蓮己が蓮己なら。文句を言う必要はないだろう。」
「それは当たり前ですよ。
なのに、紅葉も真尋も…」
星夜は基本私の意見を尊重してくれるんですが、ときどき他人任せと言うか、
なにもしないことがあるんですよね…
「ってか、天苑。これ漣斗先輩に任せるって言ってたけどさ、あの傷じゃ無理じゃね?」
「…そう言えばそうですね…やはり、先生に任せますか。」
ある意味一番怪我をおったのは彼かもしれないですしね…


