廊下の窓から見える校庭を見てると、校庭の真ん中にいる珀炉たちを囲むようにざっと100人近くの人達がいた。
全員暴力団の関係ですよね…
「急がなければ…」
窓を割ってもよければ、こんなのすぐなんですが…
「………これは酷い」
校庭にいけば、暴走族の少数は仰向けになって倒れていた。
だけれど、量は圧倒的にそっちの方が多く中に入るのも困難じゃないでしょうか…?
端から倒していきましょう。
「あの、すみません。」
ガツン!
振り返った男に頭突き一発。
あぁこの状況じゃ、暴力沙汰とか言ってられませんね。
もう倒すのみです。先生方にはあとで謝らなければ…。
そんなことを考えながら、次々と襲ってくる男を倒し続けた。
いくらやっても減らない。
「面倒極まりない…
一回死んでください。」
本当に死なれたら困りますけど。


