「ッッ!?天苑…あいつらは…??」
あ、そう言えば漣斗の手当てをしなければ。
相当殴られましたね…
「逃げていきましたよ。
それより、手当てが先です。
何故こんなになったんですか?
漣斗の実力ならあんなの楽勝ですよね??」
漣斗だってそれなりに強いですし、
あの程度の相手なら怪我1つしないはずですが…
「俺を、やっ…たのは、…あいつらじゃ、ねぇ…よ。
もっと、つえぇ…やつら…」
やつら?
「複数犯なんですか?」
そう聞くと漣斗は黙って頷いた。
もしかしたら、学園執行部より前に、ちょっとした大乱闘になるかもしれないです…
一回珀炉を呼んで、漣斗の手当てを頼んで…
そしたら、漣斗をやったやつらを探しださなければ。


