「か、会長〜!」


私を呼ぶ、今にも泣きそうな声。

その主は、


「どうしたんですか?北居先輩。」


三年生で学級委員をやっている先輩。

彼のクラスは多少問題が多く、私自身も少し手を焼いている…。