──────




「また珀炉と同じクラスなんてついてないですね。」


「むしろついてんじゃねぇの?」


「いえ、ついてないです。」



卒業式の約一ヶ月後。

桜が舞ってるなか、
新しい年が始まります。




口調は結局戻すことになりましたが、もういいんです。


最初はただ、お父様との繋がりがほしくて始めたのですが、


それでも、別にいいですよね。



逆に、この方が私らしくて。