絶対的な権力をもつ生徒会長



この辺で、後は歩きますか。

「珀炉、止まってください。」

「ぅわ!?急に止まんなよ!」

「ちゃんと言ったじゃないですか。」


止まってください、って。
なんで私が怒られなきゃいけないんでしょうか?
…まぁいいです。


グラウンドでは、野球部やサッカー部、ラグビー部
別コートでは、テニス部などが活動していた。


相変わらず活気に溢れていると思いますよ。
どの部活も全国に行けないこともないですからね。
まぁ流石と言うことですか…


「あ、会長!それに珀炉も。」

「どうも。」

「おぉ!咲良(サクラ←苗字です)」


「ん??会長!ちょっと手伝ってくんねぇ?
なんか部長が困ってるみたいでさぁ…」

「えぇ、いいですよ。」

サッカー部の部長は確か…
3年5組の芝宮匡希(シバミヤ.マサキ)先輩でしたっけ?

クラスの女子達が騒いでますが実際会ったことないので、これが初めてですか。
まぁ芝宮先輩は私のことを知ってると思ってますが。